2021/11/18 15:20
常夏のハワイにも四季があり、秋や冬には朝晩の気温が少し下がります。そういう時には温かいスープが食べたくなるもの。
歴史上、日本や中国を中心としたさまざまな移民が集まった多文化社会のハワイ。プランテーション労働を通じてそれぞれの国の食べ物が自然に生活の中に馴染んでいきました。
その為、ヨーロッパ移民が中心を占めたアメリカ本土とは異なり、ハワイのローカルフードはどことなく「和」や「アジア」を感じる味が多いことが特徴です。
地域に根差した食文化や歴史を感じることができるローカルフードですが、ハワイのおすすめの一つがオックステールスープです。
ぶつ切りの牛テールがごろごろ入ったスープは思いのほかしつこくなく、ダシがしっかりと効いていて、ほっこりする美味しさです。
源流をたどれば中国に行きつくのかもしれませんが、日本でよくメディアで取り上げられるオックステールスープはハワイが発祥といわれ、昔ボーリング場併設のコーヒーショップだった「カピオラニ・コーヒーショップ」は、1949年創業。
コーヒーだけでなく、オックステールスープが飲めることで当時からロコに人気でした。また、ハワイフリークの方には「朝日グリル」も有名です。
パクチーとおろししょうがを入れて食べるのが一般的で、ご飯にとてもよく合います。お肉は皆さんが思っている程油っぽさはなく、見た目よりもとてもあっさりしています。現地価格だとお店やサイズによりますが14ドルから19ドルで食べられます。
少し肌寒くなったけど、鍋はちょっと早いかな、という方には現地の味を再現した#On The Dishのオックステールスープがおすすめです。
商品は、メインなら1名、普段の朝食に出すお味噌汁程度の量でしたら2人~3人前がイメージです。
ハワイの食文化を是非お召し上がりください。